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私は国城建設(株)の5人兄弟の末っ子として生まれました。学生時代は6年間剣道に没頭し2段を取得。兄の勧めでこれからはコンピューターの時代が来ると言われ工業高校の情報技術科(IT科)に入学をし、そのまま富士通エンジニアとして14年間勤務しました。金融機関のエンジニアとして上級Aの資格取得や30人ほどの部下を抱え、最年少の課長候補にもなりましたが、エンジニアは極めたとの思いから営業の世界への転職を決意しました。今思えば、当時1歳と3歳の子を抱え、妻は不安だったことでしょう。当時の私はまっすぐ前を見据えることしかなく、家業である建設業界の営業を極めると心に強く決め、第二の営業人生をスタートさせました。
営業の本を20冊ほど読み、自信を胸に大手リフォーム会社に転職しました。営業は飛込みが原点と朝から晩まで飛込みの営業を行いました。しかし「結構です」との断りのシャワーを浴びるばかりで全く売れる気配すらありません。クリスマスイブの夜の飛込みは今でも忘れられません。家族団欒の夜の家に「ピンポン」「ピンポン」と凍てつく真冬の夜の飛び込みに冷たい視線が刺さりました。頭の中に妻や子供たちの顔が何度も浮かびましたが、そのまま飛込みを続けました。夜9時を過ぎたころ、突然の大雨が私を襲いました。コンビニもない時代で神社で雨宿りをしながら、凍り付いた体で震えが止まらず思わず「神様…」とつぶやいた自分がいました。なんの成果も得られない私を待っていたのは上司の罵倒でした。最終電車でボロボロになりながらやっとの思いで帰宅しました。子供の寝顔を見ていると涙が止まらず思わず「ごめん」と一言。営業は辞めようかな？と弱気になってしまいました。

しかし、翌日から奇跡が起こり始めました。辞めるつもりだった私は、会社指導の営業マニュアル（小手先のテクニック）は使わず、営業の王道で行くと決めました。飛込み先では仕事の話は一切せずに会話を楽しみました。すると不思議なことに勝手にリフォームをお願いされるようになりました。来る日も来る日も辞めるまでと楽しみながら営業を続けると、自身の売上げが急上昇するのです。なぜ売れるのかが、その時は全く分からないまま、さらに25,000件の飛込みをしながら徹底的に言葉の使い方や心理学を研究した結果、即日即決でも300万円のリフォーム工事が売れる理由がはっきりと分かりました。1,000人中3カ月連続トップ10入りとなった私は、会社からは表彰されました。気持ちの余裕が出来た私は、契約していただいたお客様を訪問したのですが、そこで驚くことが私を待ち受けていたのです。
それは、ご契約いただいたすべてのお客様からのクレームの嵐でした。国城さんを信頼してお願いしたのに「ひどすぎる工事」と泣かれてしまったのです。知らずとは言え、悪徳会社のトップ営業マンになっていたことに恥じて、150万円の給料を辞退してすぐに辞めました。ここでは営業の天国と地獄の貴重な経験をさせていただきました。

その後、地元リフォーム会社から支店長に抜擢をされました。日本で始まったばかりのマーケティング技術を習得し3店舗から8店舗に増やすお手伝いをしました。次にハウスメーカーの営業が知りたくなった私は、大和ハウス工業株式会社に入社。入社直後の半期売上げ「全国1位」となり業界専門誌GOODリフォームに2カ月連続で掲載していただきました。6社相見積もりの増改築案件をわずか10日で契約するなど、全体の契約率は95%で周りからは「魔法使い」と騒がれました。しかし工事部長の「下請けは虫けら、生かさず殺さず」に嫌気をさして退社。株式会社ナカヤマでは営業幹部として、解雇寸前の営業マンを全国2位にするなど「営業の再生工場」と呼ばれるようになりましたが、ここでも工事クレームは止まりませんでした。
50歳になった時、人生を振り返りました。何故お客様から工事のクレームが止まらないかを考えた時、下請けの職人は賃金が安く99%の職人は嫌でも手抜き工事が当たり前の状態なのでクレームになるのは当然、大手のリフォーム会社の構造的な欠陥を痛感して独立することにしました。

職人が自力で契約できるようにと外壁塗装工事の集客コンテンツを販売したところ、500セット以上が売れて、購入者から営業全体を教えてほしいとお問い合わせが殺到しました。口下手職人でも簡単に自力契約ができる「パーミッション営業法」メソッドを確立してセミナーを開催。参加者の方は次々に自力で契約が取れるようになり、元請けとして素晴らしい工事が出来る幸せな人生を歩んでいただいています。
令和元年5月に日本一のAR技術と出会い、エンジニアと営業を極めた私が直感的に時代を変えるシステムが構築できると確信しました。
この波乱万丈な社会人経験40年の集大成として、本物のリフォーム工事を提供する会社にお客様が自然に殺到する仕組みの「AI動画プロモーション･システム」を構築してビジネスモデル申請しました。また「AI動画プロモーション･システム」は全業種の会社にも売上げアップが楽になり、更にAR感謝レターで笑顔が生まれるなど、様々な形で応用できることが分かり大変うれしく感じています。
会社の売上げアップ、社員の給料アップ、感謝の言葉が飛び交う社会を目指して「日本に笑顔の連鎖を創る」を合言葉に、皆様と共に100年続く企業として邁進していきますので宜しくお願いいたします。